初めに

このサイトは、株式会社GoUpが運営しています。

Go upとは、上昇するや、質が向上するという意味を持つ言葉です。

私たちは、誰しもが未来を語り、少しでもポジティブな理想に近づこうとするための場所、経験、学びを提供する事で、昨日より、今日、今日より明日の未来をより良い未来にしていく推進力を作りたい。そんな思いが詰まっています。

現状をどう見るか

つくばエクスプレスの開通により、人口流入が続いている「つくば市」で唯一人口減少している筑波山地域ががあり、数年前の調査で空き家率が30%弱と少しづつ高齢化と人口減少の流れが目に見えてきました。

観光地として、歴史も長く年間200万人以上の人が訪れる県内でも随一の筑波山ですが、住む人が居なくなってしまえば、文化が消えてしまう。それも、少しづつではなく、一気に10年後、20年後には。。 それは、日本のどこにでもある問題の一つかもしれません。

文化が消えてしまうその前に、何か自分たちが出来る事はないか。

僕たちはまだ、一つの地域での活動に過ぎませんが、日本全国の問題として課題解決の糸口になりたいと思い2019年6月に法人を立ち上げました。

なぜNPOなどではなく、株式会社にしたかというと、仕事として経済を回していく事が最善の答えだと思ったからです。 ボランティアの方にも協力して頂いていますが、補助金等に出来るだけ頼らず、一つの生業、仕事として、雇用を生み出していく。雇用が生まれた先に、生活の拠点があり、生活の中に文化があると考えるからです。

生活するための賃金を、自分達で稼ぐ。当たり前の事ですが、補助金や給付金に頼りすぎると持続可能な組織にはならないと考えています。

そして、「自分達だけじゃない誰か」の存在が大切だと思います。一つのコミュニティを形成すると外の人、中の人が住み分けされてしまい、中に入れない空気が出てしまう事があります。もちろん、それ自体が悪い訳ではないのですが、多様性と可能性を失う危険性があると考えます。

文化が消えてしまう事と、文化が変化にしていく事の違い。

今の世の中で、電気があり、水道があり、交通機関が整備されている世の中で、江戸時代の暮らしを今も忠実に残している所はないと思います。

江戸時代が終わり、開国した当時、制限されていた海外の情報から、積極的に西洋の文化を学びに行った先人達が居たからこそ、今の日本があります。

時代は少しずつ変わっていく、例えば、生まれた時には電気の無い生活をしていた人、生まれたら当たり前に電気がある生活だった人では、考え方が違うのは当然だと思いますが、今の環境に適応していく事が文化を守るために、繋いでいくためにはとても大切だと思います。

「旧小林邸ひととき」につけた想い。

筑波山の中腹にある、「旧小林邸ひととき」は宿泊型のコワーキングスペースとして運営しています。

小林家は江戸時代から続く米問屋、、筑波山地域で随一の資産家の家柄でした。 明治の頃、今も続いている筑波山ケーブルカーを敷設し、現在は自転車道(リンリンロード)になっている、筑波鉄道の設営に大きく関わってきました。 それまで、信仰の山として長い歴史があった筑波山を、物見遊山の観光の山として時代の変化を捉え地元の利益になるように動いてきた小林家

※その後のご子息は、空港関係、車関係と、その時代に合った交通機関の業務を担っていたそうです。

今、筑波山は物見遊山から、新しい観光のカタチ、「アクティビティ」「ワーケーション」「エデュケーション」と言われる、体験型の観光にシフトしています。

ひとときのロゴは、「人時」の字を当てていますが、人と時を繋ぐ、一時を過ごして貰いたいとの思いがありあます。 120年以上前からこの地にある、この家で、普段は体験できない非日常をお過ごしください。

※以前、ご利用されたお客様に「ここには日常がひとつもないね。Wi-Fi以外。」と言われたのは嬉しい言葉でした。

オウンドメディアとして

このサイトは、筑波山周辺の観光情報や、私たちの活動、全国の地域の動き、アート、イベント等、形に捕らわれず運営をしていきたいと思っています。

定期的な購読をするマガジンとしても楽しんで頂けるような作りにしていきたいと思っていますので、シェアや登録お願い致します。

そして、ご興味がありましたら、筑波山にも遊びに来て頂けたら幸いです。  

 

私たちの事業内容

コワーキング事業

ゲストハウス事業

地方創生事業(SDGs de 地方創生公認ファシリテーター)

観光コンテンツ開発事業

広告代理店事業

商品企画、販売、卸事業

飲食事業

コンサルタント事業