今日は、旧小林邸ひとときから離れて、茨城県古河市の積水ハウスの工場にあるエコファーストパークにお邪魔しました。
持続可能な生活が出来る家を目指し、2008年にエコファースト企業に業界初なったそうです。
風の家 サステナブル デザイン ラボラトリー 2005年(国立市)
あしたの家 ゼロエミッションハウス 2008年(洞爺湖サミット)
木の家 観環居 2010年(横浜ASPC)
の3棟が移築され、一つの施設として見学する事が出来ます。
今回、家の中は撮影許可が難しかったので、写真少な目ですが、
出来るだけ無駄な資源を捨てずに環境に配慮された家を作るための実験ハウスです。
それは、自然の風の流れを考えた出来るだけ空調機械に頼らない家だったり、木や石などの材質から断熱や保温をし、快適な空間を考えて居たり、当時は最新のIOTを取り入れた、自然だけではなく住む人にとって居心地のいい家を作るハイテクな技術だったり。
恐らく、少なくとも10年以上前に実験された技術だったりは現在の積水ハウスの家に応用されていると思います。
そして、ここは工場地帯にあります。
工場と言っても、何かを製造する工場ではありません。
この工場は、関東県内の積水ハウスで建てられた家を作る時に出た廃材を全て分別して100%に近い再利用を行うための工場で、分別しているところも拝見させて頂きました。
SDGs=エコではなく一つの要素(カテゴリー)ではありますが、つくる責任使う責任をしっかり現場の職人さん達にも落とし込むような努力をされている事を知り、好感度めっちゃ上がりました。
古いものを再利用するのも、新しいものを作っても無駄を出さない事も大切で、古民家に居るからこそ「あしたの家」と言う未来の家づくりを興味深く考えられるようになったとも思います。
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所在地
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茨城県古河市北利根8
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アクセス
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JR宇都宮線古河駅から車で20分
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開業時間
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10:00~17:00
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休業日
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土日祝日、積水ハウスの休日(年末年始・夏季休日・創立記念日)
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入場料
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無料